鹿肉のロースト~キャンプ後のお話~

denka

2024年06月18日 23:57

クリーン作戦キャンプの帰り道、

我々はいつものごとく阿木のパン屋さんでありますキュルティバトゥールさんに立ち寄って小休止を致しました。


のんびり阿木川湖を眺めながら美味しいパンをいただきます。
バゲットを1本お土産に購入いたしました。



帰途は下道トロトロ、国道363号からわき道へ逸れて153号へ、豊田の山奥へ向かいながらドライブを楽しんだわけです。ジビエのお店で鹿のモモ肉を少しく購入いたしました。


さて、帰宅後の飼い主は忙しい。
テントを干して、寝袋を布団乾燥機にかけて、洗濯機を回し、逃げ回るJを風呂に入れて乾かして、部屋に掃除機をかけて。ようやくひと息なのであります。

さてさて、ひと息ついたらお土産の鹿肉をローストして行きましょう。「厚生労働省のジビエの衛生手順」に従いまして肉の中心温度を75℃ 1分間加熱を目指します。E型肝炎や寄生虫が恐いのであります。塩胡椒など下味はつけません、Jも食べるので。


満遍なく焼き目をつけましたらば


文明の利器を鹿肉の中心にぶっ刺しまして


アルミホイルを被せて弱火でじっくり加熱いたします。


70℃ に達した時点で火を止めてアルミホイルで肉を包んで放置します。
良い感じに中心温度が上がってきました。


この後5分かけて78℃に達した後徐々に温度は下がっていきました。
思惑より若干熱を加えすぎたかもしれませんがまあ生焼けよりは焼き過ぎくらいの方がジビエは安心でしょう。

肉の断面はこんな感じ。ええ感じではありませんか?


キュルティさんのバゲットに挟んで阿木の割烹旅館孫八さんの塩を振るい、なんとなく思いついてバルサミコ酢をバター醤油を加えて煮詰めたものをソースとしてふりかけました。鹿肉のバゲットサンド、お、美味しい!


無心で頬張っていると、ふと脇に風呂上りにさっきまで爆睡していた生き物の熱い視線を感じます。


「おれの分は?飼い主?おすわりしてまってるんやで?」


ちょうど半分づつ分けて、飼い主とJで鹿肉をいただきました。


美味しかったねえ、Jよ。

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