ソロ+ワン堕落への道
♪寄せては返す白い波に Jはびっくり後ずさる
Jよ これがあの有名な太平洋だよ♪
~遠藤賢司 『寝図美よこれが太平洋だ』 より改変~
飼い主とJは知多半島の最南端へ行って参りました。
行くぞ。
Jよ これが太平洋だ。
Jよどうした?
「ちょっと黙っててくれんか?」
「おれは今海の男やねん。」
泳ぎ下手だけどな、まあ飼い主もだけど
「潮騒がおれを呼んでいる。」
へっぴり腰で浜を歩いてるだけやん
「荒波がおれの野生を呼び覚ます。」
今日はめっちゃ凪いでるで、さざ波やよ
・・・
「なーんて、やっぱり海は丘から眺めるのが一番やねえ。」
合意を得て飼い主は嬉しいよ
今回我々はキャンプではなく民宿泊を決行いたしました。
一人旅大型犬同伴大歓迎という稀有な宿を知多半島の先端師崎に探し当てたのでさっそく伺ったわけです。
「ごめんください、海の犬Jです、泊めてくださいな。」
「なかなかよきところでござる。」
一応マナーベルトをしております。
設営も撤収もしなくてよいのが飼い主としてはなんとも楽チンであります。
さて、素泊まりですのでJを車内のクレートに待機させて飼い主はちと外へ出てお夕飯を、
デーン、お造りで一杯
デデーン、平貝のバター焼き
デデデーン、大アサリ焼き
デデデデーン、茶碗蒸し
焚き火も調理も今回はナシ、そそくさと宿へ戻ります。
アットホームな宿でありましてリビングへ遊びに行って女将さんやご家族の方とお話しました。
お宿の息子さんにじゃれ付くJ。よほど楽しかったのね。
早々に就寝。
「ベッドってきもちええなー」
なー
民宿ってええなー
さて、翌朝お宿にお礼を申し上げて師崎港の朝市へ
ペットは入れないのでJは周りを散歩した後車中待機ですね。
大きなクロダイを捌いてもらいました。
帰り道に大エビフライドッグを頬張って、
半田市の原田酒造さんという酒蔵にも寄り道して満足(写真撮り忘れました)。
クロダイは半身はお刺身に、アラを味噌仕立てのアラ汁にしました。
残りの半身は昆布締めにして明日楽しむ予定です。
良い旅行でした。設営も撤収も料理もしなくていいと言うのは本当に楽ですね、荷物も少なくて済みますし。堕落への一歩を踏み出した飼い主であります。
ですが飼い主はやっぱりキャンプの方が焚き火も出来るし、よりJと水入らずで過ごせるので好きかなあ。
また行こうぜ、Jよ。
「どっちでもええけどオヤツ忘れんなよ飼い主ー。」
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