3月末のお話。
飼い主とJは南信州の下條村まで遠征して参りました。
これまでのキャンプ行ではぎりぎりまで天候を確認して晴天のときしか野外活動をしてこなかったノミの心臓の我々ですが、今回は滞在予定の2日間ともにシトシト雨の予報でございました。直前まで天気予報とにらめっこをしておりましたが、
「いつまでもノミシンのそしりに甘んじるのも業腹である。いい機会だしこちらも男一匹犬一匹(オス)腹を据えたら望むところよ(望んでないし度胸もないし寒いのやだし雨具用意せねば)、まあどしゃぶりでなければ物は試し、初の雨キャンプなぞ行ってみようか。」
などと飼い主はフトンにくるまって呑気に惰眠をむさぼっているJの頭を撫でさすったのでありました。
向かった先はこちらでございます。
・CAMP&CHEERS KANESHIGE
・場所
長野県は下條村、地理院地図で調べましたところ標高は約570 m半ばとのこと。
・チェックイン
13:00~
・チェックアウト
~11:00
・サイト
今回利用したのはオートキャンプ区画サイト。芝、丁寧に刈り込まれておりました。
・水周り、トイレット
炊事場は なんとお湯が使えます。トイレットも清潔で あります。そういったところをあまり気にせず普段若干ワイルドなキャンプ場を選択しがちな飼い主は綺麗過ぎて使って良いのかどうしてよいのか一瞬わからなくなりました。
・ゴミ
炭は管理棟脇の灰捨て缶に捨てられますがそのほかは全て持ち帰りだったと思います。
・クラフトビール
特筆すべきはこちらのキャンプ場では自家醸造のクラフトビール、ハードサイダー(りんごの発泡酒ですね)を販売されていることであります。そうしてチェックインすると各種あるお酒から好みの1杯をサービスでいただけるのであります。軽食も販売しております。薪や備品もあります。
予報どおりシトシト雨の中設営、TCのタープの下で小さく焚き火をする算段です。
設営を終えて記念撮影、Jも雨降りゆえか緊張気味であります。
「飼い主お前これ大丈夫か?」
と眼がモノを言っております。
設営を終えて散策します、川べりのナイスなロケーション、懸念するほどの増水もなく
キャンプ場内にも小川が、良い風情ですなあ
蛇口からおおおお湯が出る!
改めて挨拶がてら管理棟に向かい、ビールと自家製ピザをそういうと「焼きあがったらテントまで届けますよ」と。お言葉に甘えて戻って来ました、火を熾していると
管理人さんが先刻注文いたしましたピザとビールをサイトまで届けてくれました、おおお美味しい。
ピザを頬張りながらJは持参したイモのオヤツを頬張りながら、雨音を聞きながらのキャンプも良いものではないですか
さて、人心地ついて夕食を準備して持参した酒で本格的にのんだくれますか、
大蒜を炒めて
パプリカ粉とハムを
フランスパンを放り込んで
卵をとパセリを放り込めばソパデアホ、飼い主のスープ、もといアホのスープの完成です。
美味しいー温まるー。
「雨だけどさー、楽しいよなーJよー、」
「付き合いきれんから寝るわ、」
この後撤収と帰宅後のメンテナンスで地獄を垣間見た飼い主でした。まあしかし小降り程度なら雨キャンプも良いものですね、後始末は大変ですが、
後始末は大変ですが。